ipodとnike+は?(走ってみました。)
前回から少し時間が経ち現在総トータルで60Km近く走ってしまいました。今回は、最初に走った時の手続きや感想を中心に報告。
■手続き
先ずはnike+のシューズを履き、ipodはポケットに、頭にはPhilipsのヘッドホンをつけ、sadeのLove Rockを聴きながらストレッチ。ストレッチにはスローな眠くなるような曲は私は好きです。
モチロンこの時靴の中には前回御紹介のセンサー(発信機)がセット済み。iPod nanoには写真のように受信機が取り付けてあります。
この受信機を付けるとnanoのメニューには写真のように「Nike+iPod」というメニューが出てきます。そのメニューの中には、様々な設定項目(ワークアウトの種類)が用意されています。先ずは細かな設定等考えず、基本というのをクリックし指示に従うことにしました。
すると、走っている時のBGMを選択してくださいとのこと。この時には自分で設定した「プレイリスト」、現在「再生中」の曲「曲をシャッフル」から選択です。「再生中」を選択。すると画面に「リンクしているセンサーを検索中」「歩いてください」と表示されます。靴の中のセンサーを探しているようです。感知すると「センターボタンを押してください。ワークアウトを開始します」といった内容が表示されます。(この辺はせっかくヘッドホンを付けているのだから、音声で出来ないのかな?)センターボタンを押すと以下の画面(距離で5Kmを選択時)が表示されます。私は走り出しました。
■走行中
靴の中にあるセンサーは万歩計です。基本的に歩数と時間をカウントし距離を計算。データをipod nanoに送って蓄積しているわけです。文字や数値データですからデータ量としたら、音楽に比べると微々たるものです。
また今まで音楽を聴いて走ったことはありませんでした。その分新鮮な体験です。ただしこのBGMの選択によって大きく「走り」の内容は左右されます。リズムやビート、テンポは、フィジカルにダイレクトに効いてきます。また意識のありようが変わります。私は今まで走る時は意識を外に向けて走り出していました。それが徐々に距離が進むにつれ(ほぼ2km前後)意識は内側に向いてき、もっと進むと、浮遊しているような感覚がありました。所謂ランナーズハイでしょうか。
音楽を聴いて走る場合、この感覚に入るのが少し阻害される又は遅れるような感じがあります。この辺は音楽の種類や慣れもあるかもしれません。後日もう少し詳しく報告します。いづれにしろ新しい体験をするのは面白いものです。
走行中はワークアウトの種類で距離を選択していると、一定の距離ごとに女性の声で「現在1km通過」「あと400mでワークアウト完了」等のアナウンスが入ります。これは最初英語でしたが、最近のipod nanoのファームウエアのバージョンアップにより日本語になりました。
■走行後の儀式
私の場合走り終えると、ストレッチをしながらクールダウン約15分。その時はワークアウトは終了していますが、BGMは鳴らしたままです。
その後Macにnanoを接続するとiTuneが起動し、ipod nanoに蓄えてある走りのデータを取込、ナイキが運営するhttp://www.nike.com/のサイトにアップされます。私はIDとパスワードで、アップされビジュアライズされた自分のデータを見ることが出来る仕組みです。
これは世界中のユーザーが走るたびに、同じようにデータをアップしているということです。これはとってもすごいことです。
今回は最初に走った時の表示された画面の一部を下に掲載しておきます。これ以外にも色んな表示をしてくれます。(他者との競争等も)
このサイトについては、nike+ipodのキモであり機能やマーケティング、プログラミング、ビジネス面で色々と考えさせられる素晴らしいアイデアです。後日詳しく考えてみたいと思います。
■今回はこの辺で次回は上記のhttp://www.nike.com/のサイトについてもう少し詳しく考えてみましょう。